こんにちは!山形です
毎日暑い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか?
この時期は食欲が落ちたり、ついつい冷たい麺類や甘いものに手が伸びがち…というかたもいらっしゃるかもしれませんね
ということで今回は、血糖値の上がり方に着目して、健康的な食事の工夫をご紹介します!
特に、「最近お腹周りが気になってきた」「健診で血糖値が高めと言われた」…そんな方には、ぜひ読んでいただきたい内容です
さて、「GI値」という言葉、ご存じですか?正式名称はグリセミック・インデックスと言います。
私たちの身体は、食事を摂ると消化吸収された糖が血液中に送られ、血糖値が一時的に上昇します。
“一時的に”と言うように、基本的にはその後肝臓から分泌される「インスリン」の働きによって、血糖値は正常値に戻されます。
インスリンとは、言わば糖の運び屋です。筋肉や肝臓などに糖を運搬し、私たちのエネルギー源にしてくれます。
GI値は食べたものがどれくらい早く血糖値を上げるかを示した数値です。急激に血糖値が上昇すると、
身体を正常な状態に戻そうとして大量のインスリンが分泌されてしまいます。過剰なほどに…
この過剰なインスリンが糖を脂肪として蓄積しやすくなるため、太る原因になってしまうというわけですね
ざっくりわけると、パンやご飯といった糖質の高いものほど高く、肉類や魚などが中くらい、野菜やキノコ類のような食物繊維が豊富な食品は低くなります。
ということで、健康的な食事を考えるうえで大切なのが、「血糖値を緩やかに上げる工夫」です。
野菜から食べて肉・魚、そしてご飯を食べる。この順番を意識するだけで、糖の吸収が緩やかになり、血糖値の急な上昇を防ぎやすくなります
さらに、満腹感が続きやすくなるので食べ過ぎの防止にもつながりますよ
食事量の調整は難しいという人でも、食べる順番だけなら比較的簡単に取り組めると思います
ちょっとした工夫で身体はきっと答えてくれます。
ぜひ、日々の食事に取り入れてみてくださいね